米IntelとフィンランドのNokiaは5月11日(米国時間)、オープンソースの電話通信ソリューションを開発する「[oFono] ( http://ofono.org/ )」プロジェクトの設立を発表した。oFonoはGSM/UMTSといった携帯電話インフラを構築するために必要なコンポーネントの設計を主眼に置いており、GPLv2をベースにソースコードが公開されている。同プロジェクトは2社の共同運営となり、今後も広く参加メンバーを募集していくという。 oFonoのブロックダイアグラム oFonoではアプリケーション開発者らに向けて公開されるD-Bus API(Qt4やGNOMEで採用されているIPC)に加え、オープンソースならびにサードパーティの電話通信スタックとの連結を可能にするバックエンド向けのプラグインAPI群が提供されている。このプラグインAPIの機能はATコマンドなどの標準に準拠した