2018年7月27日〜29日の3日間、新潟県・湯沢町 苗場スキー場にて開催される『フジロックフェスティバル』にボブ・ディランが初出演することが発表され、大きな話題を呼んでいる。また、今年は彼と同じくヘッドライナーとして、ケンドリック・ラマー、N.E.R.Dといった世界に誇るべき出演者が顔を揃えた。ボブ・ディランの来日とフジロックへの出演、さらに今年のフジロックのラインナップは、今後の日本の音楽シーンやフェス文化にどのような影響をもたらすのだろうか。ボブ・ディランの活動を長年追い続け、フェスカルチャーへの造詣も深い音楽評論家の田中宗一郎氏に話を聞いた。(編集部) ボブ・ディランがフェスに出演する意義 ボブ・ディラン『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』 アメリカを起点にポピュラーミュージックが世界中に大衆音楽として広がっていく中で、ボブ・ディランこそがもっともすぐれた作家なんですね。
![ボブ・ディランがフジロックに出演する意義ーー2018年はフェス文化の分岐点となる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8ce9b83ac162aca76636ff14373b09087fdee7b9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frealsound.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F03%2F20180326-bd.jpg)