(1)は、従来のThunderbirdに搭載されていたラベル機能を拡張して、メッセージにユーザーがたとえば「重要」「完了」といったキーワードを自由につけられるというもの。これまでのラベルは5つまでだったが、今回のタグでは無制限につけられるという。また、ラベルでは、メッセージに1つしかつけられなかったが、今回のタグは、メッセージに複数付けることができる。 Thuderbird 2の特徴についてMozilla Japan技術部の吉野公平氏は、「メッセージのより効率的な管理ができるようになっている」と解説する。(1)のタグによるメッセージ整理は、そうした視点で追加された新機能だが、(2)も同様の視点に立ったものだ。 メールクライアントでのメッセージ整理の基本としてフォルダによる整理があるが、この方法では、フォルダの数が増えるほど、目的とするフォルダを探すまでに時間がかかることになる。Thuder
