以上、ZK Designerを用いたUI開発手順を紹介した。ZK 2.1を使った、UIリッチなWebアプリケーションができるまでの工程を感じていただけたら幸いである。 ZK Designerが、冒頭挙げたようなプログラマとデザイナの間に入る万能薬になるというわけではない。しかしながら、この課題解決に一定の価値を提供するものではないだろうか。今後、AjaxやFlashを使ったリッチアプリケーションが進化する一方で、モバイル機器のシンクライアント化は一層加速するものとおもわれる。ZKによるWebアプリケーション開発を、ぜひ一度味わってみてはいかがだろう。