ドミニク・コットレ(Dominique Cottrez)被告がフェースブック(Facebook)上に掲載していた顔写真。(c)AFP/FACEBOOK 【8月3日 AFP】フランスの村で新生児の遺体8体が見つかった事件で、殺害容疑がかけられている母親(45)の弁護士が主張し、注目されているのが「妊娠否認」と呼ばれる精神症状だ。 この「妊娠否認」は、フランスでは幼児殺害事件の際に弁護側が、責任能力を問えないことを主張するために、これまでにも持ち出されてきた。それは正当だと、ナント(Nantes)にある産婦人科病院の精神科医、ソフィー・マリノプロス(Sophie Marinopoulos)医師は語る。「わたしが知っている限り、子どもを殺すために妊娠しようとする女性はいません。これは精神的症状なのです」 ■3種類の妊娠否認 「妊娠否認」を専門家は3種類に分類している。第1の種類は「広汎性否認」と
![自分の妊娠を認識しない「妊娠否認」、女性500人に1人?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdab6fc139236c0605cd70c08af8e56137724e26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F0%2F1000x%2Fimg_400f678890c192015b63af4728a05d11163152.jpg)