電子マネーのさきがけとして2002年4月から発行している「Edy」。運営会社はソニーグループなどが出資するビットワレットだ。Edyの由来は、国際的に使える通貨を目指し、E(ユーロ)、d(ドル)、y(円)の頭文字を取ったものであるのは有名な話。現在の発行枚数は約5300万枚。10月の決済件数は約2650万件。 Edyのメリットは使える場所が多いこと。利用可能な店舗などは約16万6000カ所で、今年10月にセブン-イレブンで導入されたことにより、主要コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップなど)を制覇した。ほかにもマクドナルドなどのファストフード、ビッグエコーなどのカラオケ店などでも利用可能。複数のタクシー会社や高速道路、空港での導入も進んでいる。ネットショップでの利用についても「Amazon」や「HMV ONLINE」「Oisix」などで可能だ