変形型月面ロボット「LEV-2(SORA-Q)」(画像提供:JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学) 「SLIM」は月面で逆さまになっていた――。1月に日本初の月面着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機「SLIM」。太陽電池が発電しないトラブルに見舞われたが、その謎の答えを示したのはSLIMとともに月面に着陸した変形型月面ロボット「LEV-2」(愛称:SORA-Q)が撮影した1枚の画像だった。月面に逆さまになったような状態で接地しているSLIMをしっかりと写した1枚は衝撃を与えた。この撮影を可能にしたSORA-Qの開発をめぐる秘密を、関係者の話から解き明かす。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) SORA-QのSLIM撮影は遠隔指令を受けたものではなかった「月面のSORA-Qから送られた画像を見たときは嬉し
![月面で自律走行&撮影に成功 直径8センチの小型ロボ「SORA-Q」は玩具技術の結晶(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bb6061875bb2d24f357d8cd94589e376e45f19d7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20240305-00010000-ytokushu-000-1-view.jpg%3Fexp%3D10800)