2007年07月26日14:45 カテゴリ書評/画評/品評Culture 書評 - オタクで女の子な国のモノづくり 献本御礼。 オタクで女の子な国のモノづくり 川口盛之助 実にユニークな一冊。 本書「オタクで女の子な国のモノづくり」は、「オタクで女の子」な、もはやサブとは言えない日本のサブカルチャーが、産業にどのような好影響をもたらすかをこれでもかこれでもかと書き連ねた本。「オタクで女の子」なさまを書いた本はそれこそ五万とあるし、「モノづくり」に関して書いた本もまた五万とあるけれども、この両者を結びつけた本は意外と少ない。 それにしても、ローゼン麻生にオビを書かせた上、私にまで書評依頼をするとは、講談社BIZ編集部もなかなかヒンヨクである(笑)。ちなみにヒンヨクというのは、我が妹による「貪欲」の読みである。以来「宅」ではオタクで女の子なgreedのことをこう読んでいる(ほんと)。 日本製品