libretto W100に続く「東芝ノートパソコン事業25周年モデル」レビューの第2弾は、「dynabook AZ」を選んだ。libretto W100はデザインこそ突飛ではあるが、中身はまさにパソコンだった。だがこちらは逆に、デザインこそパソコンだが中身はパソコンではない。OSにAndroidを使ったAZは、どんな感じの製品にまとまっているだろうか? AZの試作機から、その可能性を探ってみよう。 なお、今回評価したのは試作機であり、外観写真も含めて製品では細部が異なる可能性がある。 サイズ・省電力性能で光る「Tegra 250」の力 すでに述べたように、dynabook AZはまさにパソコン的な外観である。10.1型のディスプレーにフルキーボード、タッチパッドと、操作系もパソコンそのものだ。 OSはWindowsでもPC Linux系でもなくAndroid 2.1。CPUを含むSoCと