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出崎統とアニスタに関するa-strange-6891のブックマーク (2)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第54回改訂版 「あしたのジョー」に関する2つの解釈

    この連載は、僕がその作品をリアルタイムで観た時の印象や、当時の思い出を中心に書いている。これまでも多少の例外はあったが、今回と次回もまた例外となる。僕は『あしたのジョー2』のDVD-BOXやBlu-ray BOXで解説書の編集を担当した。その度に色々と考える事があった。年齢を重ねてから観直すと、当時気がつかなかった事に気づく。それを解説書に書こうかとも思ったのだが、明らかに個人的な見解だろうと判断して書くのを我慢した。それについて書きたい。 僕が「あしたのジョー」最終回ラストシーンがちばてつやのアイデアである事を知ったのは、最近の事だ。どちらが先だったかは覚えていないが、夏目房之介の著作か、梶原一騎の評伝のどちらかを読んでそれを知った。梶原が最終回のために書いた原作では、ラストでジョーはホセに判定負けをするが、それに対して段平が「試合では負けたが、ケンカには勝ったんだ」と言う。そして、ジョ

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第52回 『あしたのジョー2』(TV版)

    『あしたのジョー2』については、昨年、「アニメージュオリジナル」とBlu-ray解説書で原稿を書いており、それ以前にもDVD-BOXの解説書などで書いた事がある。今回の原稿は、多少それらの内容と重複する事になる。 原作は少年マンガの金字塔「あしたのジョー」。高森朝雄とちばてつやの作品であり、高森朝雄は梶原一騎の別名だ。1970年に虫プロダクションによってTVアニメ化されたが、その最初のシリーズは、内容が原作の連載に追いついたため、途中で終了してしまった。10年後に、東京ムービー新社の製作でスタートしたのが『あしたのジョー2』だ。放映されたのは、1980年10月13日から翌年8月31日。ただし、物語のつながりとしては、旧TVシリーズの続編ではない。1980年3月に旧TVシリーズを再編集した劇場版が公開されており、その続きという位置づけとなっている。演出(監督と同義)は、旧TVシリーズも手がけ

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