a0125008のブックマーク (3)

  • 自閉症スペクトラム障害でミラーニューロン回路の不全

    自閉症スペクトラム障害は、人口の数パーセントを占めると推測される発達障害で、社会性の障害が主な症状です。特に表情を通したコミュニケーションは、中核的な問題とされています。しかし、自閉症スペクトラム障害で表情コミュニケーションがなぜうまくできないのか、その脳のメカニズムは不明でした。 佐藤弥 白眉センター特定准教授、十一元三 医学研究科教授、魚野翔太 同研究員、河内山隆紀 霊長類研究所白眉プロジェクト特定研究員のグループは、自閉症スペクトラム障害群および定型発達群を対象として、表情を見ている間の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で計測することで、この問題を検討しました。従来のほとんどの研究が静的表情を呈示したのに対し、より現実的な表情コミュニケーションを評価できる動的表情を呈示しました。 その結果、自閉症スペクトラム障害群では、下前頭回などの活動が低いことが示されました。下前頭回は、他

    自閉症スペクトラム障害でミラーニューロン回路の不全
    a0125008
    a0125008 2012/10/29
    原因究明だけでなく、表情でコミュニケーションがとれない障害を持つ方がいること自体に対する認知が広まることも大切。にしても素晴らしい研究成果です。
  • 統合失調症に神経回路の異常が関わることをMRIで同定—最新の解析技術を用いて病態の解明に貢献—

    統合失調症は、およそ100人に1人の割合で発病する精神疾患です。精神疾患は厚生労働省が指定する国民の5大疾病の一つですが、その中でも特に中核的な病気とされています。よくみられる症状としては、幻聴(自分の悪口が聞こえてくる)、妄想(自分が狙われている)、思考の障害(考えがまとまらなくなる)、意欲の障害(やる気が起こらなくてひきこもってしまう)などがあります。脳の病気と想定されていますが、非侵襲的に実際の患者の脳内を調べる方法や検討できる項目が限られ、その詳しい病態や発症メカニズムは未だわかっておらず、治療法も限られているのが現状です。 このたび、村井俊哉 医学研究科教授、高橋英彦 同准教授、宮田淳 医学部附属病院助教、久保田学 医学研究科博士課程学生らのグループは、福山秀直 医学研究科附属脳機能総合研究センター教授らと共同で、統合失調症患者と健常被験者を対象としてMRI撮像を行いました。そし

    統合失調症に神経回路の異常が関わることをMRIで同定—最新の解析技術を用いて病態の解明に貢献—
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    a0125008 2012/10/29
    身内が鬱になってからこの手の話題に興味がわくようになりました。
  • テナガザルのソプラノ歌唱

    このたび、西村剛 霊長類研究所准教授、香田啓貴 同助教、正高信男 同教授、親川千紗子 同大学院生(現東北大学農学研究科助教)らの研究グループは、徳田功 立命館大学理工学部准教授と二松俊邦 福知山市動物園園長との共同研究で、テナガザルがヒトのソプラノ歌手と同様の方法で、大きく澄んだ朗々とした「ソング」と言われる独特の音声を作り出していることを見出しました。 このことは、ヒトの音声言語を含む霊長類の多様な音声が、従来言われている以上に、共通する音声器官と音声生成メカニズムで成り立っていることを示し、音声言語の進化プロセスの解明に向けたあたらしい視点をもたらしました。 この成果は、米国科学誌American Journal of Physical Anthropology誌(米国自然人類学雑誌)に2012年8月24日にオンライン公開されました。 研究の概要  テナガザルは、東南アジアのうっそう

    テナガザルのソプラノ歌唱
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    a0125008 2012/10/29
    確かにテナガザルの鳴き声は動物園でひときわ目立つ
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