事故で全身まひ、トヨタ公聴会で韓国人被害者に言及(上) トヨタ 「力がない韓国人の事故について、米下院がトヨタ自動車のトップに検討を求めたんです。痛快で感激しました」 トヨタ自動車の豊田章男社長が米下院の公聴会に出席した24日、デン・バートン下院議員(共和党・インディアナ州選出)が韓国人被害者、チェ・ヘヨンさん(51)に言及した瞬間、チェさんはマサチューセッツ州レキシントンの自宅で、車いすの上で涙を流した。チェさんは、1997年6月30日にトヨタカローラを運転中、車両欠陥によるとみられる事故で全身がまひしてから13年がたつ。 バートン議員は「トヨタ車が関連する事故で、ある女性が両足を失った」などと事故の概要が書かれた書類を、証人席の豊田社長に渡した。バートン議員は「この事故記録を検討した上で、トヨタ側の立場を明らかにしてほしい」と求めた。トヨタ側は文書内容を検討した上で、立場を伝えると答え