朝鮮大学校系団体の不正会計、刑事告訴の請求却下 東京都小平市監査委 朝鮮大学校(東京都小平市)関係者らが幹部を務める「小平市ごみ減量推進実行委員会」に拠出した市の補助金約150万円が不正に使われたとして、住民らが刑事告訴を求めた監査請求について、市監査委員は30日までに、請求を却下した。 市は委員会幹部が偽領収書を作成して不正会計を行ったと断定済み。今後、小林正則市長が告訴の適否を判断することになる。 監査結果によると、不正に使われた補助金が市に返還されていることから「違法・不当な公金の支出による財産的損害は認められない」としたうえで、刑事告訴の適否については「住民監査請求の対象にならない」と判断を避けた。「小平市ごみ減量推進実行委員会不正支出をただす会」の鴨打喜久男代表ら市民3人が昨年12月に請求した。 市や請求によると、委員会は平成25~29年度の毎年度、恒例の「こだいら環境フェスティ