雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成! 30年前に学生時代の5年間をオスロで同棲して過ごしたスタインとソルルンが、あるできごとを機に別れ、それぞれに結婚して子どもも生まれた後、想い出のホテルで再会し、電子メールで過去を振り返りつつ現在の思いを募らせるミステリー仕立ての恋愛小説。 30年前の別れの原因となったできごとを前半では封印して、現在の考えと今に至る経緯を電子メールでやりとりする形式の中で、科学史や宇宙論が延々と冗長に展開され続けます。これは小説ではなかったのかと放り投げたくなるほど独演会が続いた後で、質問に対して答えていないとか逃げだという非難か、場違いに見える賞賛の応答があり、ようやくこれが「会話」だったのだと思い出すということが繰り返されます。電子メールというものが、いかに相手を無視した独りよがりの書き物に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く