椿のつぶやき 読書【白鳥泥棒】
著者 エリザベス・コストヴァ 【白鳥泥棒】という題名も目をひきますが、この表紙も素敵☆ 前作の 【ヒストリアン】を読んで、エリザベス・コストヴァのファンになった私。 図書館の新刊棚で見つけて借りました。 この物語は1800年代のストーリーと現代のストーリーが交錯して進んでいくのですが、それが繋がるときにはすっかり物語に引き込まれました。 絵画・画家が中心となる物語なのですが、絵の構図には作者の意図が込められているのだな・・・と思うと、あまり絵画の知識がない私でも 絵画展に行きたくなりました。
『白鳥泥棒 下』エリザベス・コストヴァ（ＮＨＫ出版） - 黒猫書房書庫
マーロウが先に美術館で出会っていた女性は、ロバートの教え子で、元恋人メアリー・バーティソンだった。 グリーンヒルの家を飛び出したロバートが身を寄せていたのが、彼女の家だったのだが、その最中にも件の女性の絵を描き続けていたのだった。 やがて、その女性が十九世紀のわずかな間に作品を発表し、後に筆を折ってしまった女流画家ベアトリスであったことがを知るマーロウ。 メアリーを誘い、ベアトリスの謎を探るべくアカプルコへと向かう…… 一方、十九世紀。夫イヴの伯父で、高名な画家であったオリヴィエに、いつしか思いを寄せるようになっていったベアトリス。やがて体調を崩した彼女は、保養の為、オリヴィエと共にエトルタで過ごすことに…… ロバートが描く女性が、現在いるヒトではなく過去の女流画家だと判明。その後、彼女の謎を追ってあちこちに。 どう考えても、途中からロバートそっちのけで、メアリーとベアトリスに夢中な気がす
『白鳥泥棒 上』エリザベス・コストヴァ（ＮＨＫ出版） - 黒猫書房書庫
ワシントンＤＣにあるナショナル・ギャラリーに展示されていた、十九世紀の画家ジルベール・トマの絵画<レダ>に切りかかろうとし、病院送りとなった男ロバート・オリヴァー……彼は、その才能を嘱望される画家であった。 ロバートの担当であった友人の医師ジョン・ガルシアが匙を投げ、趣味で絵を描くつながりで頼まれた、私立の入居施設ゴールデングローヴで働く精神科医アンドリュー・マーロウ。しかしロバートは最初に話したきり、それ以後何も語ろうとはせず、黒い巻き毛の同じ女性の絵ばかりを描き続けていた。 事態の打開を試みるマーロウは、グリーンヒルで子供たちと暮らす彼の元妻ケイトの元を訪ね、何とか話を聞くことに成功する。 最初は幸せな結婚生活を送っていたロバートとケイト。しかしいつしかロバートは寝る間も惜しんで、絵に打ち込むようになり、しかも同じ女性だけが描かれていることを知ったケイトは、その関係を疑うようになってい
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白鳥泥棒下
白鳥泥棒 ／ エリザベス・コストヴァ - Reading For Pleasure
白鳥泥棒 下 感想 エリザベス・コストヴァ - 読書メーター
白鳥泥棒 上 感想 エリザベス・コストヴァ - 読書メーター
『白鳥泥棒』