2015年4月28日 声明 再生可能エネルギーの成長抑制は受け入れられない 低すぎる再エネ目標と高すぎる石炭と原子力目標 経済産業省・総合資源エネルギー調査会長期エネルギー需給見通し小委員会において、2030年の各エネルギー源の割合、いわゆる「エネルギーミックス」の案が示された。 WWFジャパンは、この中でも特に、再生可能エネルギー電力の比率が低いことに大きな懸念を表明する。震災・福島原発事故以降、再生可能エネルギーを大きく拡大させていくことに多くの国民が合意したはずであるのに、政府案は、2030年時点の電力において、震災前の20%という目標よりも、たった2~4%の増加に留まる「22~24%」になるとしているだけである。 さらに、この内訳として、コスト的にも量的にももっとも主流となりえる再生可能エネルギーである風力を2%、太陽光も7%と抑えてしまっており、もはやこれでは導入目標ではなく、抑