親子の語酒事業を説明する新城理事長 東日本大震災の被災地復興に向けた企業、団体の新たな取り組みを紹介する第3回新しい東北交流会in仙台は11日、仙台市で開かれ、パネルディスカッションや発表などを通じて今後の復興の在り方を探った。 「この先へ続く、東北の『新たな挑戦』」をテーマに「新しい東北」官民連携推進協議会(事務局・復興庁)が主催した。参加団体による事業紹介では、県酒造組合会長で会津若松酒造協同組合理事長の新城猪之吉末廣酒造社長が協同組合で取り組んでいる「親子の語酒(かたりざけ)」事業を取り上げた。 20歳になった子どもと親が日本酒を酌み交わす文化を育てようと大学生の発案を基に企画した事業で、協同組合の12蔵元が薦める日本酒を「親子の二十歳酒(はたちざけ)」として商品化した経緯を説明した。新城社長は「日本酒を通じて親子の仲を深めてほしい」と話した。 パネルディスカッションでは復興事業の立