外国人観光客に最も人気のある観光スポットは、京都の伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)―。世界最大の旅行口コミサイトである「トリップアドバイザー」がまとめた2014年の「外国人に人気の日本の観光スポット」調査で、堂々の1位に輝いた。 人気は朱色の“千本鳥居” 伏見稲荷大社が外国人観光客に人気の理由は、何よりも“赤い千本鳥居”が続く景色がきわめて日本的ということ。京都のほかの神社仏閣のように拝観料がないこと、つまり「フリー(ただ)」というのも大きな要因のようだ。さらに、伏見稲荷のある稲荷山ではお山巡りができるが、これもウォーキングを好む欧米人に好かれている。 少し説明をすると、伏見稲荷大社は京都市伏見区にある神社。創建されたのは、奈良時代の和銅年間(708〜715年)とされている。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域としており、全国に約3万社ある稲荷神社の総本社となっている。JR京都駅か
![外国人はなぜ伏見稲荷神社を“クール”と感じるのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a7dbdbf7b2aaf95d142ef7a71a9fa412826cf009/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nippon.com%2Fja%2Fncommon%2Fcontents%2Fviews%2F29621%2F29621.jpg)