青空と雲の壁がはっきりと見える台風の目=23日午後6時半ごろ、竹富町の西表島豊原(宮沢みゆきさん撮影) 台風15号の中心が竹富町の西表島を通過した23日午後6時半ごろ、星空ガイドなどを請け負う「コーラルファンデーション西表島の星空」代表の宮沢みゆきさん(42)が同島豊原で台風の目を撮影した。青空と雲の壁がはっきりと見ることができ、多くの住民が空を見上げていたという。 宮沢さんによると、台風の目に入っていた時間は約2時間。その間、住民らは住居の点検をして補強したり、畑を見に行ったりして過ごしていた。午後8時ごろには月も見えたという。 多くの人が神秘的な台風の目の様子を写真に収めていたという。14年前から西表島に住む宮沢さんは「台風の目を経験したのは2回くらいあるが、これほどはっきり見えたのは初めて」と語った。【琉球新報電子版】