県と東日本高速道路(NEXCO東日本)は23日、観光の振興や地産地消の推進、県産品の販路拡大、防災・災害対策などに関し協力して取り組む包括的連携協定を締結した。同社の同協定締結は、東北では宮城、福島、秋田に次いで4県目。締結式で、達増拓也知事は「連携で、県や市町村が力を得て、地域振興が進むと思う」、広瀬博同社社長は「県内外の観光客に新たなサービスができる。地域の活性化にも尽力したい」と、それぞれ述べた。協定中、防災・災害対策では、緊急車両の円滑な運行、防災拠点としてのサービスエリア・パーキングエリアの活用、両エリアでの炊き出しなどを想定。広瀬社長は「災害地に向かう資材・輸送関係の車の集結場所として使ってほしい。緊急の飲食物の補給、一時的な車の無料運行も検討していきたい」と説明した。
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