資産運用の前に、「自分のお金」の行く先を考えてみる 現実感のなかった「物価上昇」「インフレ」という言葉が、じわじわと家計運営に影を落とし始めている。「今こそ資産運用」との視点は重要だと思われる。 一般的に資産運用と言えば、株式や債券投資、投資信託への投資などを思い浮かべるだろう。これはこれで大切なことなのだが、もう少し違う視点で、自分のお金の行く先が、現在のそして将来の社会に対してどのような影響を及ぼすのかに思いを馳せてみてはどうだろうか。 ある国の債券を買うという行為が、意図せずに戦争遂行の資金になっていたり、クーポンの原資が途上国に不当に押し付けられた債務の返済によるものかもしれない。何気なく預金をしている金融機関が、海外の軍需産業や途上国に劣悪な労働条件を強いることで成り立っている企業に投資しているかもしれない。 「私のお金」が誰にどういったインパクトを与えているかに自覚的であ
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