NTT東西の公衆電話機の一部が使えなくなっていた問題で、故障原因がうるう年によるものであることが、4日分かった。うるう年による不具合は同様に、ウィルコムが先月31日に発売したばかりのPHS1機種でも起こっている。 NTT東日本などによると、公衆電話の不具合は先月31日午前9時ごろ判明。東西合わせて3200台以上の公衆電話が使えなくなっていた。 同社などが原因を調べたところ、故障が起こったのは最新型の公衆電話機。この電話機は料金回収時などに、動作が正常に行われているかどうかを確認する「自己診断機能」がある。この機能が次回診断日を自動的に設定するが、うるう年の処理を行うソフトウエアに誤りが生じたため、機能を停止したという。 機械の修理には現場で1台ずつ行う必要があり、NTTは復旧の日時を確定していないが、「早期に復旧を図りたい」としている。 一方、ウィルコムは、発売したばかりの「9+(ナインプ