12月14日、北朝鮮が寧辺以外にも3─4カ所でウランを濃縮しているとの報道を受け、韓国の金星煥外交通商相は事実関係を調査中だと述べた。写真は韓国軍の兵士。11月撮影(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [ソウル 14日 ロイター] 北朝鮮が寧辺のほかにも3─4カ所で極秘にウランを濃縮しているとの報道を受け、韓国の金星煥外交通商相は14日、事実関係を現在調査中だと述べた。 金外交通商相は「機密情報に基づいた報道なので、しばらく状況を見守っているところだ」と語った。 14日付の朝鮮日報によると、韓国の情報当局者は、北朝鮮が寧辺のほかにも3─4カ所で極秘にウランを濃縮しているとの見方を示した。 北朝鮮は先月、寧辺のウラン濃縮施設に米ロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長を案内。同施設に1000基以上の遠心分離機が設置されていたことが明らかになっている。