ここ2年くらいの間に米国で新しいタイプの株式市場が生まれています。この株式市場の特徴は公開市場(public market)にIPOされる前の株、つまり未公開株を私的に取引する市場です。 現在、2つの企業がこの分野で活動しています。 ひとつめの企業はセカンドマーケットです。 もうひとつの企業はシェアーズポストです。 これらのサイトは活発な株式市場と言うよりは、「クレイグズ・リスト」に毛の生えたような、新聞の三行広告に近い方法で売り手と買い手を突き合わせます。(上記の2つの企業はそれぞれ独特の方法を用いています。) このうちセカンドマーケットが最近の未公開株取引市場の動きに関するレポートを昨日発表しました。その中ではセカンドマーケットの中で成立した売買についてのみ、第2四半期の統計に関して紹介されています。 先ず第2四半期の3ヶ月の間にセカンドマーケットで成立した取引の総額は2.68億ドルで