ビジネス書の制作に携わる人にとって、「どうすれば売れるビジネス書をつくれるのだろうか?」という命題は、避けて通れません。 わたし自身、ブックライターとして年間10冊以上の本を書かせていただいておりますが、「売れるビジネス書とは何か?」について、常に考え続けているひとりです。 言わずもがな、それは、自分が考える“いい本”と、“世間で売れている本”とのギャップを埋める作業にほかならないわけですが、なにぶん、正解が用意されているわけではありません。 そうなると、暗中模索しながら、そのときどきの最善を尽くしていくしか方法がないわけで。つまり、過程は残らず、結果だけが残されていくわけですね。 そこで本稿では、これまでの経験をふまえて、現段階でわたしが考えている「売れるビジネス書の法則」について考察したいと思います。 これから書籍を出される方、あるいはビジネス書の関係者等の参考になれば幸いです。 売れ