1999年にリウマチ剤としても承認後、本剤と因果関係が否定できない重篤な副作用が957例(内154例は死亡)報告されています。 死亡症例の検討 死因の内訳(重複あり)血液障害・間質性肺炎・感染症・リンパ腫・肝障害等など 副作用発現までの投与期間 死亡症例の半数以上が6ヶ月以内に認められているが、2日で発現した例から4年以上の例もあり投与中は常に注意が必要です。 投与量 4mg/週・6mg/週がほとんどで、本剤の使用成績とほぼ一致していますが、2mg/週でも死亡した例が7例あり、低用量であっても注意が必要です。 投与患者の留意点 154例中、投与禁忌になっている、腎障害や肝障害のある患者さんへの投与が少なくとも44例に認められました。 血液障害で死亡した58例 食欲不振・口内炎・全身倦怠感等の発現後も投与継続が23例、血液障害発現後、拮抗剤であるロイコボリン投与まで5日以