記事一覧 女性警察官がサッカー1級審判に 福井県警白バイ隊の横田碧さん (2016年3月23日午前7時10分) 女性1級審判員に与えられるゴールドワッペンを胸に、意気込む横田碧さん=福井県永平寺町内 女子プロリーグ「なでしこリーグ」の主審を務めることができる日本サッカー協会の女子1級審判員に、横田碧さん(29)=福井市=が福井県内で初めて合格した。全国で46人しか持っていない難関資格をパスした才女は、県警交通機動隊の白バイ隊員。フェアプレーの使者として、ピッチの反則も厳しく取り締まる。 小学1年でサッカーを始め、藤島高では3年間U―18県女子選抜入り。DFとして全日本女子ユース選手権を戦った。 審判を志したのは、中学1年のとき。仲間と軽い気持ちで受けた4級審判員に合格した。「最初は頼まれて受験する感じだった」と横田さん。だが高校1年で3級、警察官になった2009年に2級とステップアップ