探査機「はやぶさ2」新段階へ 11月6日 16時45分 5年前に世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰った日本の探査機「はやぶさ」。 その後継機で、去年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」が、小惑星に向かうための新たな段階に入りました。 生命の起源に迫ろうと小惑星「Ryugu(りゅうぐう)」を目指している「はやぶさ2」は、この1年間、地球の近くの軌道を飛行していましたが進路を変える作業が始まりました。 「はやぶさ2」は、これからどのように小惑星に向かうのか、また“先輩の快挙に続け”と全国に広がる応援の輪について、科学文化部の田辺幹夫記者が解説します。 “針の穴を通す難しさ” 去年12月に打ち上げられた日本の小惑星探査機「はやぶさ2」は、地球と火星の間で太陽の周りを回っている小惑星「Ryugu」を目指しています。 小惑星「Ryugu」には、水や有機物が含まれた岩石があるのではないかと