「O2O(オンライン・ツー・オフライン)」というキーワードが注目を浴び始めたのは2011年下半期からでした。オンラインからオフラインへの送客、つまりWEB(オンライン)上でリアル店舗への来店を促すような施策を打ち、実店舗での購買につなげることを目的とした小売事業の戦略は、普及し始めた当初は「クーポンを配信し店舗に来てもらう」というクーポン型O2Oが主流でした。しかし、最近では位置情報やNFC(Near Field Communication:近距離無線通信技術)、音波など最新技術を活用した取り組みも見られるようになりました。 今回は、O2O型サービスやキャンペーンの事例を7つのタイプに分類し、それぞれの特徴と事例をまとめました。 目次 ・実店舗とEC・ネットを連携させた王道のO2O 7個 ・位置情報を活用したO2O 10個 ・Wi-Fi・音波を活用したO2O 3個 ・ゲーミフィケーション型