トランプ次期米大統領が国連大使に指名したサウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事が18日、上院外交委員会で開かれた人事承認の公聴会で、国連の分担金について「応分の見返りが得られているのか」と疑問を呈した。米国の国益にそぐわなければ拠出を停止する可能性に言及した。 米国は国連予算の22%を負担する最大の拠出国だが、トランプ氏は国連について「集まって話して楽しむだけのクラブ」と批判している。ヘイリー氏も国連と対立する姿勢を鮮明にした形だ。 ヘイリー氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発を食い止めることができなかった国連の対応を批判。北朝鮮と経済的なつながりが強い中国に対して、役割を果たすように圧力をかける必要性を強調した。 また、国連安保理が昨年12月…