「パナマ文書」については、租税回避地(タックスヘイブン)の一つパナマにあるオフショア法律事務所から漏れた膨大な機密文書(パナマ文書)が分析され、著名な政治家・実業家・スポーツ選手などの名前つきで資産隠しの実態が公開されたことから世界を揺るがす事件として取り上げられています。 パナマにおけるオフショアを使った人達の実名入りでお金の流れの情報が外部に漏れた点で、相当インパクトがあり、早速、このパナマ文書で資産隠しが表面化したアイスランドの首相が辞任するという事態になっています。その他にもロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席、イギリスのキャメロン首相、ヨーロッパの主要銀行、はたまたFIFAの新会長も「パナマ文書」疑惑に関与していたりと、まさに世界版の強力な「週刊文春」といった感じです。 さらに、パナマ文書が怖いのは、データベースがネット上で公開されていること。 ご丁寧に国別で個人名、法人