日々、溢れかえるモノや情報に囲まれ、多くのモノを所有しながらも大事なモノを見失いがちな現代人。そうした反動からか、不要なモノを手放す「断捨離」や最小限のモノだけで生活する「ミニマリズム」というライフスタイルにも注目が集まっています。 都内から海にほど近い神奈川県の鵠沼海岸へ住まいを移し、2年ほどかけて身の回りのモノを次々と整理した結果、それまで気付くことのできなかった大切なものを手に入れることができたというイラストレーターの兎村彩野さん。 その大切なものとは「13月の贈り物」。モノを減らし、生活を整える中で手に入れることができた「時間」のことを意味するのだそう。 「以前はカラフルなモノに埋め尽くされたお店のような部屋の中で、いつも忙しい忙しいと言って暮らしていた」と話す兎村さん。モノを減らしたことによって、本当に大切なものだけをきちんと選べるようになり、新たな視点で人生を見つめられるように
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