携帯電話で手軽に自己紹介できる、「プロフ」と呼ばれるサービスが、女子高生の間で大流行している。というか、「知らぬは大人ばかりなり」で、彼女たちの間では今や「持っているのが当たり前」という存在のようだ。女子高生のライフスタイルに詳しいブームプランニングの調査によれば、日本の女子高生の半数近くがプロフを所有しており、首都圏では実に7割以上にも達する。 「プロフ」とはプロフィルの略で、携帯サイト上の記入式ホームページを指す。利用者は男子よりも、女子高生が多い。「前略プロフィール」や「マイプロフィール」などのサービスが、よく知られている。そこには氏名、年齢、住所から好きな食べ物やタレントまで、多種多様な質問事項が用意されている。その数は40〜100項目にも及ぶが、彼女たちの多くが几帳面にも、すべての項目に答えを書き込む。またトップには必ず、当人の顔写真が掲載される。 その結果、実に詳しい個人のPR
各地の公立図書館で、雑誌などから写真や記事を切り取ったり、専門書に蛍光ペンで線を引いたりするなど、図書を傷つける行為が増加している。中には、閲覧室で堂々と雑誌を切り取り、職員から注意されると「どうしていけないの」と反論する人もいる。公共の財産を傷つけてはいけないという最低限のルールを破る行為の横行に、図書館側は「社会全体のモラル低下の表れでは」とため息をついている。 東京都世田谷区の区立中央図書館(同区弦巻)で被害が目立ち始めたのは5年ほど前から。徐々に悪化し、資料係の越後信子係長は「最近では1日2、3件のペースで切り取りや書き込みが見つかる」と話す。 越後さんには忘れられない“事件”がある。3年ほど前、館内で若い女性が最新号のファッション雑誌からヘアスタイルの写真をカッターで切り抜いていた。驚いて注意すると、女性は悪びれる様子もなく「どうしていけないんですか」と言い放ったという。 同館で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く