KDDIは3月12日、発送業務の委託先である大日本印刷から、auユーザーの個人情報が流出していたことを明らかにした。 流出したのは、2002年1月にダイレクトメールを送付した茨城県・神奈川県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・栃木県・山梨県在住の11万3696名分の名前と住所。これらの個人情報は、大日本印刷の委託先社員によって持ち出されたが、警察の捜査過程で全て押収され、「大日本印刷からは第三者への流出や悪用はないと報告を受けている」(KDDI)という。KDDIは、大日本印刷をはじめとする発送業務委託先とさらに緊密に連携し、再発防止に努めるとしている。 大日本印刷は3月12日付けで、得意先から預かった863万7405件の顧客情報を流出させたと報告しており、その一部がインターネット通販詐欺グループに売り渡されていたとし謝罪した。 関連記事 KDDI、au解約ユーザー22万人超の個人情報を紛失
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