台湾の最大手通信会社Chunghwa Telecomが、12月26日の地震からの通信復旧状況を報告している。 報告によると、同社の国際専用線(IPLC)は、1月4日時点で9回線(同社のIPLC全体の1%)を除きほとんどが復旧。音声通信については、既に大部分で利用可能となっており、深刻な打撃を受けたインドネシア、マレーシア、フィリピンでも40%まで復旧作業を完了した。Chunghwa Telecomでは、全ネットワークが通常通りとなるまでの間、ケーブルや衛星を通じて通信を行えるよう、各国でパートナー企業の協力を求めている。 地震で切断された海底ケーブルの修理については、5社の海底ケーブル敷設船が作業に参加。調査および修理には2~3週間かかるだろうと見ている。