あけましておめでとうございます。読者の皆様は、よい正月をお過ごしになられましたか? 私はといえば、お屠蘇気分で今年の設備投資計画(実体は単なる物品購入計画)を練っていました。しかし、今年はLeopardのリリースという一大イベントが。過酷なスケジュールに対応できるよう、まずは体力の増強を図りたいと思います。 さて、今回は新年早々発表された「Apple TV」と「iPhone」について。前者は無線LANを利用したSTBライクなマルチメディアプレイヤー、後者はiPodとしての機能を兼ね備えたスマートフォン。どちらもAppleらしさが漂う製品だ。しかし当コラム的に興味を引かれるのは、「OS X」なるオペレーションシステム。いまだ触れる機会に恵まれないが、基調講演の内容とスペック表から読み取れる事実をもとに、その実像の一端を推測してみたい。 Apple TVとiPhoneから「OS X」を読み取る