$p$ を素数とする。整数 $a$ が $p$ と互いに素なら、次が成り立つ。\\[ a^{p-1} \\equiv 1 \\pmod p \\] この式を変形すると、\[ a\cdot a^{p-2} \equiv 1 \pmod p \]となります。これは、 $\bmod p$ の世界では、 $a$ と $a^{p-2}$ を掛けると $1$ になる、ということです。 一般に、 $a$ にある値を掛けて $1$ になるとき、その値のことを $a$ の逆元(inverse element) といいます。逆数と似ていますが、逆数は数の掛け算での話をしているのに対し、逆元は $\bmod$ の世界も含めた、もっと広い世界での話をしています。逆元は、逆数を一般化したもの、ということもできます。 逆元と剰余演算の具体例 さて、ここからは具体的にコードを書いてみます。まず、次の問題を見てみましょう
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