『汚部屋そだちの東大生』の著者 ハミ山クリニカさんには他媒体でインタビューさせていただいた。 https://toyokeizai.net/articles/-/420535 その記事には僕の個人的な感想は書けなかったので、今回のブックレビューではそこを重点的に書かせてもらいたい。 僕は2年間にわたりゴミ屋敷清掃会社でアルバイトをし、70軒ほど清掃を経験した。軽い現場から、重たい現場、ヤバい現場まで様々見てきたので大体分かる。 住人が 「うちはヤバいゴミ屋敷だ!」 と嘆いている部屋でも、業者の目線で見ると 「ああ、これだったら午前中であらかた終わるな。昼食は近所にあったくるまやラーメンを食べよう」 とか余裕のある感想を抱いたりすることはままある。 そんなある意味、辛口な視線で漫画を読み進めた。 そして、読んだ結果は 「これは、まあまあ重め&ヤバい物件だな」 と感じた。