「ねぇ、おっきいパフェ、食べにいかない?」 最近仲良くなった女の子に、そう言われて「こんなに寒いのにパフェ・・・」と少しためらったが、せっかくの彼女からの誘い。 言われるままに池袋のとある店に来た。 小柄な彼女の言う“おっきい”がどのくらいのサイズなのか全く予想できないが、まぁせいぜいファミレスレベルだろう。 予想を上回るサイズ感の巨大パフェを前に唖然 わかりやすく前フリをしていたので、察しのいい方はわかっていただろう。ご覧の通りの“メガっぷり”である。高さは40センチはあるだろうか、彼女の姿が隠れるくらいにおっきいパフェの器をよく見ると、注ぎ口がついている。 もしやこれ、普段はミキサーなのでは…… 店主に話を聞くと、15年前の十条本店でこのパフェは生まれたらしい。 店主: 店の看板メニューを考えていたときに、近所に住む子どもたちから『皆でわいわい食べられるようなデザートが欲しい』との声が