HDDの迅速なデータ消去や情報漏えいを防ぐための新技術として、HDDを機器から取り外すだけで瞬時に記録データを無効化する「忘れ去るHDD」技術を東芝が開発しました。 同社は2008年に火力や水力、原子力の発電制御システムの設計データなどが含まれていたHDDを盗まれていますが、今回開発された技術は、そのような事態に対する教訓も含まれているのかもしれません。 詳細は以下から。 東芝:ニュースリリース (2010-08-10):世界初、HDD本体を搭載機器から取りはずすだけで 記録データを瞬時に無効化する技術を開発 東芝のリリースによると、同社はHDDにおける暗号化技術を応用した情報漏えい防止の新技術として、世界で初めてHDDを取り外した時などに、記録データを自動で瞬時に無効化する技術を開発したそうです。 従来のHDD内のデータを無効化する方法としては、HDD自体の破壊や強力な外部磁界で磁気デー
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