タグ

「裸形」に関するainoutanoehonのブックマーク (1)

  • 高村光太郎「裸形」 愛(かな)しい詩歌 

    「詩を想う」に記した高村光太郎の詩「裸形」に咲いてもらいます。 『智恵子抄』の詩は10代の私が初めて当に好きになった詩で、ずっと好きな詩がたくさんあるけれど、今の私はこの詩にもっとも心を打たれます。 出典は『智恵子抄』(新潮文庫、2003年改版)です。 裸 形 智恵子の裸形をわたくしは恋ふ。 つつましくて満ちてゐて 星宿のやうに森厳で 山脈のやうに波うつて いつでもうすいミストがかかり、 その造型の瑪瑙(めなう)質に 奥の知れないつやがあつた。 智恵子の裸形の背中の小さな黒子(ほくろ)まで わたくしは意味ふかくおぼえてゐて、 今も記憶の歳月にみがかれた その全存在が明滅する。 わたくしの手でもう一度、 あの造型を生むことは 自然の定めた約束であり、 そのためにわたくしに肉類が与へられ、 そのためにわたくしに畑の野菜が与へられ、 米と小麦と牛酪(バター)とがゆるされる。 智恵子の裸形をこの

    高村光太郎「裸形」 愛(かな)しい詩歌 
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    高畑耕治の詩のエッセイ。好きな古典の詩歌。高村光太郎「裸形」。
  • 1