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ザックスに関するainoutanoehonのブックマーク (1)

  • ツェランの詩。ザックスの詩。 愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想

    ドイツ詩の韻律に耳をすませた前回、詩人の吉川千穂さんが論文に引用されていた詩、パウル・ツェランの「死のフーガ」と、吉川さんが研究されていたネリー・ザックスの詩を、ここに咲かせます。 ふたりの詩人とその詩を結ぶものに、第二次世界大戦時のナチスによる強制収容所があります。著者紹介を出典から引用しました。 ツェランの詩は語法も比喩も翻訳で感じとるには難解だと私は感じますが、この詩からは波状に繰り返し叫びが痛く響き押し寄せてきます。 ザックスの詩を私はまだこの『ドイツ名詩選』所収の2篇しか知らず、読み感じとってゆきたいと思います。 この2篇を読み強く感じることは、「ぼくら」「わたくしたち」という言葉の執拗な繰り返しです。迫害されたユダヤびとのひとりとして、殺されたあまりにも多くのいのち共に苦しみ、共に叫び、共に祈り、共にあろうとすることが、生きること、詩を書くことそのものに、なっているのだと感じま

    ツェランの詩。ザックスの詩。 愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
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