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口語に関するainoutanoehonのブックマーク (1)

  • 詩語としての口語論。萩原朔太郎

    私は詩で表現しようとするとき、詩は詩でありたい、と当たり前のことを思っています。 この文章のように、散文でより確かに伝えられることは散文で伝え、詩でしか伝えられないもの、詩だからこそ伝えられるものを、詩で表現しよう、と願っています。 詩で表現しようとするとき、萩原朔太郎の詩についての徹底した思索に、学びとることが多くあります。 1935年の「口語歌の韻律に就いて」は、彼自ら「詩語としての口語論」と位置づける歌論ですが、彼が終生抱き続けた「詩とは何か」という問題意識に根ざした優れた考察です。 朔太郎は、「詩としての必然すべき韻律性」にこだわります。なぜなら、詩歌は「歌ふための文学」であり散文ではないからです、当たり前だけれど、とても根的なことだと私は考えます。 彼は自らの詩の創作で、「韻文的感銘」を表現しようと苦闘しました。 「口語の欠点は抑揚のないことである。」と、表現の手段としての口語

    詩語としての口語論。萩原朔太郎
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。詩語としての口語論。萩原朔太郎。
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