タグ

絵本に関するainoutanoehonのブックマーク (1)

  • 月の光と詩の絵本

    私はアンデルセンの『絵のない絵』を、詩を書き出してからもずっと大切に心に抱いてきました。 月が言葉の絵の具が描いた三十三の短いお話優しくを語りかけてくれて、読んでいる時は月のひかりに私の心は自然に染まり浸され泳いでいます。 次のような何気ない言葉に、アンデルセンの豊かな詩心が溢れ出していて、言葉が詩の響きをもつと絵になるんだと教えてくれます。 ◎原文引用:第一夜の結びの文章。 「あの人は生きている!」と、娘は喜びの声をあげました。すると、山々からこだまが返ってきました。 「あの人は生きている!」 ◎原文引用:第三十三夜の冒頭の文章。 「私は子供が大好きです」と、月が言いました。「小さい子は、ことにおもしろいものです。子供たちがわたしのことなんかちっとも考えてい ないときにも、わたしはカーテンや窓わくのあいだから、たびたび部屋の中をのぞいています。 出典:(訳・矢崎源九郎、新潮文庫)。

    月の光と詩の絵本
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。月の光と詩の絵本。
  • 1