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絵画に関するainoutanoehonのブックマーク (2)

  • ノヴァーリスとフリードリヒ。ドイツ・ロマン派。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想

    ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリスの「夜の讃歌」をここに咲かせます。 彼の言葉にはロマン派の真髄ともいうべき漲る心情が波うっていて、引き込まれ飲み込まれそうになります。二十代の私はこの波に溺れかけました。 その頃ノヴァーリスの詩とともに、絵画でのドイツ・ロマン派の中心人物フリードリヒの世界にも強く惹かれ画集を見つめていました。(彼の絵は次のサイトなどで御覧になれます。「バーチャル美術館」)。 芸術の違いを越えて詩と絵画の美しい共鳴が響きわたっています。ふたりが志向してゆく先には、雲間からもれ来る光がさしています。後のフランス印象派のモネやスーラのあふれ揺らめく暖かな陽光ではなく、宇宙空間に散らばる星のように、夜の闇の空気を刺す冷たく澄み切った光、日の出の曙光、日の入りの消える瞬間の細く鋭く痛い光です。 ノヴァーリスと重なる時を生きたヘルダーリンが地中海を想い、憧れ、彼の創作世界で海の光を撒

    ノヴァーリスとフリードリヒ。ドイツ・ロマン派。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
  • 『オリオン』深井克美の絵画

    星の詩についてエッセイを記した心の流れから、冬の夜空に輝く星座のように美しい、思い入れのある一枚の絵画『オリオン』について書きたいと思いました。 私の第一詩集『死と生の交わり』の手持ちは一冊だけなのですが、その扉に深井克美の絵画『オリオン』のコピーを今も挿んでいます。 美術評論家の坂崎乙郎が深井克美とその絵画を教えてくださり、その著書に掲載されていた白黒写真を拡大コピーしたものです。(余談になりますが坂崎乙郎は私の短い大学生活でほとんど唯一惹き込まれた講義、絵画論を熱弁されていた教授です。私が大学を中退した数年後に亡くなっていたことを今回知り、芸術に向き合って生きることについて思い巡らしています。) 私は第一詩集を出版しようとしていた時、深井克美の絵画『オリオン』が私の詩集で光ってくれたらどんなにいいだろう、と考えました。最終的にはこの絵画は絵画としてあり、詩集は詩集、独立して響きあうも

    『オリオン』深井克美の絵画
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。『オリオン』深井克美の絵画。
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