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誇りに関するainoutanoehonのブックマーク (1)

  • ダンテ『俗語詩論』(二)詩人の誇りと試み 愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想

    前回に続き、イタリア・ルネサンスの先駆けとして生きたダンテの『俗語詩論』をみつめます。 今回はイタリアの高貴な俗詩についての鋭く詳細な論述を感じとり考えます。 第2巻での詩論でダンテは、高貴な俗語詩の望ましい姿、その形式を、一点一点こまかく確認していきます。 その項目は次のようなものです。 一行のなかの音節数。音節の強弱。行と行の関係と組み合せのスタイル。語い。歌われること。脚韻、など。 そのなかから、私が日語の詩にも通じあうと思う事柄を選び出すと次の三点になります。 ① 語いを選り分ける感性 ② 音楽的旋律と言葉の韻律 ③ 脚韻、技巧が勝ちすぎるのは良くないこと ① 語いを選り分ける感性 語いについての論述には、彼の言葉に対する感性の鋭敏さが浮き出ています。 「単純さゆえに子供らしい語」、「柔弱さのゆえに女女しいことば」、「粗暴さのゆえに田舎風のことば」、「すべすべした毛のもつれた都会

    ダンテ『俗語詩論』(二)詩人の誇りと試み 愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
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