タグ

魂とエッセイに関するainoutanoehonのブックマーク (2)

  • 心の歌、魂に響く詩を。『地獄の歌 火の聖女』(七)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想

    詩人・森英介、名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 この詩人と詩集について最終の今回は次の五つの詩を感じとり、私が感動したままに詩想を☆印の後に添えます。 生(抄)、母、酬い(抄)、冬、 ねがひ。 生 あゝ 心臓が ぴちと たち切れさうです (略) あゝ 心臓が、 たち 切れる ☆ 私の詩想 このひりひりするぎりぎりの、心の痛みは、この言葉でこのようにしか表せない、と感じてしまう表現です。心に刺さります。 詩の源は、焼きつけられた強烈な心象、それを最も鮮明に写す言葉を探し出すことだと、詩の根を思い出させてく

    心の歌、魂に響く詩を。『地獄の歌 火の聖女』(七)。愛(かな)しい詩歌・高畑耕治の詩想
  • 式子内親王、うた魂の響き

    式子内親王(しょくしないしんのう、「しきし」「のりこ」とも。)は、新古今集を代表する女性歌人です。 彼女の歌の世界にはじめて入り込もうとした二十代の頃、私には彼女の歌の良さがまだ分かりませんでした。彼女が亡くなったのと同じくらいの年齢となった今、彼女の歌はとても心に響き、心の重なりを深く感じとれるようになりました、嬉しいことです。 式子内親王の生涯に華やかさはなく、不遇だといえます。後白河天皇の皇女として生まれましたが十代は賀茂斎院として賀茂神社に奉仕し、その後も生涯独身でした。親しい者の相次ぐ死を見送ったあと出家しています。(法然からの手紙が残っています。) 和歌の師は千載集選者の藤原俊成で、歌論書『古来風躰抄』は彼女に捧げられたもの、俊成の息子の藤原定家との交流もありましたが、当時の歌の世界で彼女は決して華々しく目だった存在ではなかったようです。 私は今、新古今集の時代に、天性の詩人と

    式子内親王、うた魂の響き
    ainoutanoehon
    ainoutanoehon 2011/09/06
    高畑耕治の詩想。古典から現代までの詩歌、文学を詩人の感性で捉えるエッセイ。 式子内親王、うた魂の響き。
  • 1