こんにちは。 ナインです。 本日も本の紹介をしていきます。 今回紹介する作品は、芥川シリーズ第2弾 『蜘蛛の糸』 です。 前回の芥川シリーズでは『桃太郎』を紹介しました。 芥川が『桃太郎』を書いていたことを知らなかった人もいらっしゃったのではないでしょうか。 そんな訳で、今回は有名どころである『蜘蛛の糸』を紹介しようと思いました。 『蜘蛛の糸』ならば皆さんもよくご存知なのではないでしょうか。 短い作品ですので、未読の方は是非読んでみてはどうでしょう。 あらすじ ある日のことです。 御釈迦様は極楽の蓮池のふちを独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。 やがて御釈迦様は蓮池のふちに御佇みになって、池の中の様子を御覧になりました。 池の底は地獄を見通せるようになっています。 するとその中に、カンダタという男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢いている姿が、御目に止まりました。 カンダタは生前、