マイクロフォーサーズのフランジバックは20mm弱と、レンズ交換式デジタルカメラの中で最も短い。現在市販されているマウントアダプターはライカM用とキヤノンFD用の2種類だけだが、理論的には、これ以外にも、さまざまなレンズが取り付け可能だ。 なかでも組み合わせて面白そうなのは、オリンパスペンF用とペンタックスオート110用レンズだ。小さなフォーマットのために作られているので、コンパクトなLUMIX DMC-G1にぴったり。焦点距離も短いので35mm用レンズのように画角が極端に狭くならず、広角撮影も楽しめる。 DMC-G1にとって「よいことずくめ」の交換レンズだが、ライカMやキヤノンFDほど中古品が豊富に出回ってない。マウントアダプターメーカーとしても販売数が見込めない商品の優先順位は低く、これらのレンズ用アダプターが商品化されることは恐らくないだろう。ならば作ってしまえ、ということで、自作に挑