「ソーシャルメディア採用」を行っている会社の話を聴いた。と言っても、ソーシャルメディアから応募者を集める、ということでない。 これは要するに「良質なフレンド、フォロワーをどれだけ保有しているか、どんな情報をSNSに発信しているか」を採用の重要な情報の1つとして用いるスタイルの採用活動を指す。 まず、採用担当者は応募のあった人のSNSを見る。そしてまず、SNSのアカウントを持っていない時点で、採用の対象から外れる。 「今どき、公開しているSNSのアカウント1つもないのはダメです。アカウントをすべてクローズしている人は、交友関係も小さいのだろうな、と感じます。」と、担当者は言う。 「匿名や、秘密にしたい人もいるのでは?」とお聞きすると、担当者は「まあ、それは勝手ですがウチの会社の採用とは関係ないですよね。」という。 「なぜこんなことをしているのですか?」とお聞きする。 担当者は「まず一つは、「